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netgeekのゲーム実況者「ただてる」ディスり記事が酷い件

netgeekといえば、バイラルメディアとして認知度が高い。

ネットユーザーの心をくすぐる記事が多いが、それとともに的はずれな内容の記事で批判も多い。

(以下参考例)


【悲報】バイラルメディア界に激震! 非クソバイラルメディア『netgeek』の Googleアドセンスが配信停止中! - この世の果てブログ


netgeekがホットペッパーに関するデマをばらまく!? - Hagex-day info


クソバイラルメディアのnetgeek、またデマを振りまき「そんなに金が欲しければ乞食でもすればいいのに」と言われる - 今日も得る物なしZ

 

 

そんなnetgeekだが、今回はゲーム実況者にターゲットを決めたようだ。


【悲報】ニコ生ゲーム実況者が任天堂からステマ依頼を受けたとうっかり口を滑らせる | netgeek

 

【悲報】ニコ生ゲーム実況者が任天堂からステマ依頼を受けたとうっかり口を滑らせる

2chスレタイ的記事タイトルで煽り、ネットユーザーのアクセスを稼ぐいつものパターンだが、内容はお粗末だ。

 

まず、今回の件でターゲットになっているゲーム実況者「ただてる」氏は、「うっかり」口を滑らせたのでは決してない。

Twitterの投稿は非常に冷静なものだ。

 

また、該当の動画説明にも公式実況である件を明記している。
レゴシティ番外編 チェイスビギンズ【実況】part1 ‐ ニコニコ動画:GINZA

今回はまさかの任天堂からの直接依頼による公式実況です。
発売前ですが、レゴシティの3DS版をやらせていただきました。

上記説明にもある通り、発売前のゲームをプレイしている点でも公式であることを隠す気は全く感じられない。

(「レゴ®シティ アンダーカバー チェイス ビギンズ」は2015/3/5発売なのでフラゲができる可能性はあるが)

どう見ても「うっかり口を滑らせ」てなどいないのだが、アクセス数を稼ぐためなら事実無根の煽りタイトルなどなんとも思わないのだろう。

これだけでも酷いが、そもそも公式依頼を明かした時点で「ステルスマーケティング」でも何でもない。むしろ公式依頼を隠したらステマになるだろう。

ステマという言葉すらまともに使えていないのはいかがなものか。

記事中では

このような裏の取引があることが判明し、純粋にゲーム実況を楽しんで視聴していた者達は自分が広告宣伝活動に利用されていただけと気づいて大変なショックを受けた。

 などと言っているが、ニコニコ動画の人気実況者で、企業公認によって実況を行った例は過去にいくつもある。

 

■ TOZAI GAMES公認

【スペランカー】あのゲームに4人衆が番組風に実況! Part1【通信】 ‐ ニコニコ動画:GINZA

 ■サイバーフロント公認

ポータル2 ‐ ニコニコ動画:GINZA

 

 一番有名なのは、「訛り実況」で知られる「キリン」氏だろうか。

公式実況プレイ動画のまとめが以下に記載されている。

訛り実況とは (ナマリジッキョウとは) [単語記事] - ニコニコ大百科

アンチャーテッド 黄金刀と消えた船団」、「3Dドットゲームヒーローズ」、「うみねこのなく頃に-魔女と推理の輪舞曲- 」などなど、 公式実況をしているゲームのがかなりの数に及んでいることがわかる。

こうした公式実況は実況動画を見ていればときどき目にするため、ゲーム実況を好んで見ている層は大抵認知している。

以上が全く把握できていない点で、netgeekはメディアとしてすべき仕事を完全に放棄していることがわかる。

 

なんだか、ネタにマジレスしたかのような虚しさが無くもない。

とにかく、netgeekについては煽り体質なのはもう諦めるとして、せめて明らかに事実と異なることを記事にするのはやめてもらいたいものだ。

 

以上。