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ウィキリークス以後の日本 自由報道協会(仮)とメディア革命 書評

ウィキリークス以後の日本 自由報道協会(仮)とメディア革命 (光文社新書) 上杉隆著、読了後の感想。

上杉さんは、相変わらずどんなテーマでもマスコミ批判が基本になる。この本はウィキリークス事件を受けて書かれたものだと思うが、ウィキリークス以外の話が多い。ウィキリークスの価値を日本はあまり報道できていないという。それはそうかもしれない。日本でもそれなりに報道はあったと思うが、本質的な議論はあまりなされていなかったように思う。

しかし、上杉さんにはすっかり胡散臭いイメージがついてしまったためか、アマゾンレビューにおいても批判意見が多い。少しかわいそうな気もするが、同じような内容の本で稼いでる人なので、あまり同情する気はない。記者クラブ批判をメジャーなものにした功績は大きいと思うけど。